GGの挑戦

3Dプリンターライフを楽しんでいます

パソコンディスクを作業机に改造しました

 3DプリンターEnder-3を使った評価テストやアップグレード、独自改造、製作品の紹介などの記事を載せています。

 最近はからくり玩具パーツや小物品をよく印刷していますが、どうしても印刷後の修正で、削ったり穴開け直したりと2次加工の頻度が多くなってきています。
 ちょっと手を加えようと思ってもいくつかの工具箱をひっくり返したり、工具やビス類を探し回ったりと、余計な手間をかけていました。

 何とかもっと効率の良い作業環境ができないものか、と使わなくなったパソコンディスクの前に座って考えていました。

題材は目の前に

 新たに作業台や作業机を買うほどの余裕もスペースもありません。
パソコンディスで工作作業するには、きゃしゃ過ぎて、当初は眼中にありませんでした。
パソコンディスって、昔はディスクトップ型パソコンを使用する上では、大変重宝していました。しかし、今じゃノートパソコンにとって代わっているので、もう十数年間単なる物置にしか使ってなくて、ほとんど利用価値がありません。

 色々悩んだ末、やっぱりこのパソコンディスクを再利用するしかないかぁ。
改めて構造を眺めていて、「これなら、いける!」と閃いたのです。

早速改造開始

 すくにホームセンターに行って、450×900×5mm厚のベニヤ板を購入してきました。
後は家にあるビス類やフック、材木の切れ端を使えば何とかなるなぁ。
早速改造を始めます。

パソコンディスク(改造前)

最初の状態では、ぐらついて安定していません。なので、まず、キャスターを取り外します。

キャスターを外す

これで結構安定するのですが、背面に買ってきたベニヤ板を切って貼ります。

背面板取り付け

 写真は、既にフック類を取り付けた状態ですが、背板を取り付けることで、かなりがっちりした机になります。

 背板には、普段よく使う工具類、測定器具、先端パーツ類を配置するのですが、ここで活躍するのが3Dプリンターなのです。
 様々な形状の工具類を出し入れし易く、最小スペースで収納するために、各パーツ専用のホルダーを作図して、3Dプリンターで作っていきます。
これが実に楽しい作業なのです。よく使う工具は、手を伸ばすだけですぐに使えて、すぐに収納できます。これって大事なことで、作業中に工具類をデスク上に仮置きする必要がないので、作業場所が片付き効率が大幅にアップします。

ついに完成

よく使う工具類や加工器具を配置します

 結構ぎっしり埋まりました。基本、3Dプリンター印刷物の2次加工とか組み立て作業ぐらいにしか使わないので、この程度の工具類でほとんど賄えます。

 とにかく、作業効率は大幅に改善しました。

そして、作業中も散らかることもなく、一石三鳥以上の効果があります。